Surface Pro 5G (Snapdragon)はモデル名でもわかる通り5G通信に対応し、SIM/eSIMの双方とも利用できる。
物理SIMを利用したい場合には、キックスタンドを開閉した内側にあるSIMスロットにSIMを差せばよい。
ちなみにここを開けると「ストレージ(NVMe SSD)」も見えるが、このストレージにアクセスできるメリットはそのうち解説しよう。
今回は手持ちのpovo 2.0を差してみた。APN設定を行えばもちろん通信が行える。ちなみにpovoのAPN設定は非常に簡単だ。
※Surface(PC)でのpovo2.0のAPN設定
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・[プロファイル名]
任意
・[APN]
povo.jp
・[IPの種類]
IPv4Pv6
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SIM対応PCを利用したことがないものにとって、疑問に思うかもしれないことをいくつか列記しておこう。
まず、SIM通信の有効/無効はいちいち[ウィンドウズキー]+「I」で「設定」にアクセスせずとも、[ウィンドウズキー]+「A」でクイック設定から簡単に確認と設定が行える。
SIM通信をケチりたい場合にはすぐにオフにすることもできるわけだ(Surfaceはモダンスタンバイ対応なので、スリープ中にも一部のアプリと通信を継続するため、「オフ」は場面によって重宝するのだ)。
もちろん、通常はWi-Fi接続優先であるため、SIM通信を逐次オフにしなくても問題なく運用できる。
通信速度は5Gであるため、通常のWebブラウズなどでは全く問題がない(もちろん通信環境次第)。
当事務所に固定回線が2つあるのだが、一方の光回線より5Gのほうが速いぐらいだ(これは「従量課金制接続」設定により、裏タスクでのダウンロードや同期が抑えられていることもある)。
ちなみに、SIM通信時は通知領域が5Gのアンテナ表示になるため、この点もわかりやすい。
次回は、Surfaceを利用したテザリングについて解説しよう。
次回記事
テザリングもできるSurface ARM Surface Pro 5G レビュー
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