クルーズ旅行のビュッフェ(ビッフェ・ブッフェ)レストランについて語ろう。
クルーズ旅行においてビュッフェは無料であり、かなり豪華な食事をいつでも楽しむことができる。
また深夜以外はずっと開いているので、食事をいつでも楽しめる。
クルーズ旅行を経験したことがないとピンとこないかもしれないが、ビュッフェで好き放題取って「部屋に持って帰ってよい」のもポイントだ。
今おなかが空いていなくても、夜寝る前にちょっとピザやフルールをつまみたいのであれば、普通にビュッフェでお皿に盛って、自室に持って帰ってくればよいのだ。
☆筆者が「夜用」に持って帰ってきたピザやフルーツ。朝が弱い人は、夜のうちに朝用を持ってきてラップしておいてもよいだろう(要、ラップの持ち込み)。
ちなみに、朝食のルームサービスも可能だ。夜のうちにブレックファーストオーダー(専用シート)に記述して、外のドアノブにひっかけておけば、指定時間に指定の食事を持ってきてくれる。
☆「ブレックファーストオーダー」
クロワッサン・デニッシュ・ヨーグルト・コーンフレーク・ジャム・はちみつ・コーヒー・フルーツジュース・・・等々、好きな数だけ注文すればよい。
さて、ビュッフェだがかなり広いエリアに展開される。ビュッフェの内容としては、ピザ・ハンバーガー・パスタ・チーズ・サラダ・ごはん・お茶漬け・なっとう・オムレツ・カレー・肉料理・魚・パン・サンドイッチ・ケーキ・果物・ポテト・ヨーグルト・・・挙げていくときりがないが、とにかくさまざまな種類がある。
ビュッフェの食事は基本おいしく、特にピザはさすがイタリア船だけあっておいしい。黒い生地のピザもおいしかった。
おすすめはカスタマイズ自由なハンバーガーだ。バーガパティを3層にしてもよし、好きなチーズをいれてもよしと、さまざまカスタマイズ可能であり、味も非常においしい。ポテトも食べ放題だ。
ローストビーフがおいしかったことも覚えている。大概は名前からの印象ほどおいしくはないのがローストビーフで、ホテルのビュッフェなどでチョイスすると後悔しがちだが、MSCベリッシマのビュッフェのローストビーフは食べた中でナンバーワンだった。
ビュッフェにある料理には常時食べられるものもあれば、「時間帯制限があるもの」「品数に限りがあるもの」などがある。
例えば、ピザはほぼいつでも置かれているが、ハンバーガーコーナーは開いていないこともあり、フルーツジュースなどは朝食時しかなく、クロワッサンは数に制限があるようだ。
クルーズ旅行は長く、ビュッフェはいつでも開いている。
ビュッフェがすごく混んでいて食べるまで待たされた、などの話も聞くが、筆者はMSCベリッシマでもダイプリでもビュッフェで座れなかったなどの経験はなく、要は「混んでいる時間帯にあえて足を運ばない」という当たり前の回避策で、快適な食事が可能だ。
ブレックファーストオーダーやメインレストランなどをうまく併用して、定時ではなく、少しおなかを空かしてから、ビュッフェに向かうのがおすすめだ。
また、先述のとおり「部屋に持って帰る」というオプションもあるため、部屋のほうが眺めがよく落ち着くなどの場合は、冷めてよいものは持ち帰りにして、暖かく数に限りがありそうなものはその場で食べる&おかわりが良いだろう。