Surfaceと一緒にダイヤモンドプリンセスでクルーズ旅行(6) 変圧器は必要? コンセントと充電環境

コンセントと充電環境について 変圧器は必要?

 ダイヤモンドプリンセスでは、ディナーの予約やディナーの食事内容、パートナーの位置情報確認、船内チャット、ルームサービスなどはスマホで可能だ。

 各種サービスは部屋に備え付けのテレビでも可能なのだが、使いにくいリモコン操作よりも場所を選ばず手元で操作できるスマホのほうが便利なのは言うまでもない(下はスマホ画面、イベント情報や食事の内容も確認できる)。

コンセントと充電環境について 変圧器は必要?   コンセントと充電環境について 変圧器は必要?

 船内移動において絶対に手放してはいけないのはメダリオンであり(過去記事参照、これがないと自室に入れない、ディナーなどの入場でも必要)、スマホは必須ではない。

 ただし、フレキシブルにサービスを受けたい、部屋の外でパートナーの位置を確認したい、ビュッフェ会場でちょっとつまみ食いしてしまったんでディナーの予約を変更したい等の場合、結局スマホは手放せない。
コンセントと充電環境について 変圧器は必要?   コンセントと充電環境について 変圧器は必要?

 このようにスマホを持ち歩き、スマホの充電を切らさないことは快適なクルーズ旅行において重要になるのだが、安心してほしいのは部屋にもUSBポートが備えられおり、普通にスマホを使う程度なら、ここでの充電で事足りる。

コンセントと充電環境について 変圧器は必要?

 話は少し変わるが、PCを持ち込むとなると「PCの電源アダプター」が結構な荷物になる。筆者は仕事もあったためSurfaceを持って行ったのだが、実はSurface専用電源アダプターは持って行かなかった。

 というのも、現在のPCは一部モデルを除いてUSB Type-Cポートからの充電に対応しており、手持ちのSurfaceもUSB Type-Cポートからの充電に対応していたからだ。

コンセントと充電環境について 変圧器は必要?

 つまり、USB PD充電器(PDはPower Delivery)を持っていけばOKなのである。USB PD充電器であれば、スマホも急速充電できるのもポイントだ。

 なお、この連載でも話したが、主に日本を周遊するクルーズ船であっても「船内は外国」であり、コンセントなども海外仕様だが、一般的なUSB充電器は入力が100V-240Vであるため、「変圧器」は必要ない。

コンセントと充電環境について 変圧器は必要?

 筆者はAndroidもiPhoneもPCも利用するためUSB Type-CもLightningも必要なほか、モバイルバッテリーや一部のBluetoothデバイスはMicro USBなので、PC充電のUSB PDまで考えると4本のケーブルが必要になる(USB PDを利用するには、ケーブルは両端ともUSB Type-Cのケーブルが必要になる)。

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 同時に充電することもあるので各種ケーブルはもちろん持って行ったのだが、枕元のUSBポート利用などにおいていちいち差し替えるのが面倒・・・という場面などで役立つのが「3 in 1充電ケーブル」である。

コンセントと充電環境について 変圧器は必要?

 まとめると、クルーズ旅行や海外旅行全般において日本製電化製品を使いたい場合、「変圧器は必要?」という不安や疑問に陥ることがあるが、USB充電器は変圧は必要ないので(100V-240V)コンセントのプラグ形状さえ合えば問題ない。

コンセントと充電環境について 変圧器は必要?

 また、「USB PD充電器」を用意すれば各デバイスの充電を兼ねることができ、PCはUSB Type-Cポートから充電が可能であるため邪魔なPCの電源アダプターを持っていく必要がなくなるのだ。