筆者は今回、リクルートスタッフィングで連載する 「おしえてWindows先生」という記事執筆 を抱えて、SurfaceとともにMSCベリッシマに乗船した。
MSCベリッシマは乗客定員5,568人、全長は315メートルの全幅43メートルで19階である。
イメージしにくいと思うが、要は「巨大なマンション」が海に浮かんでいる状態であり、人が集まるビュッフェやプールサイドの休憩スペースは、「混み混み」になることが予想された。
もちろん、客室でゆっくり仕事することも可能だが、ハンバーガー・ピザ・アイスなどをつまみつつ、ビュッフェやプールサイドなどで海を眺めながら仕事をするのがクルーズ旅行における醍醐味であろう。
さて、人の混雑が予想されるMSCベリッシマで実際の仕事はどうであったかといえば、空席を血眼になってて探すなどのストレスはなく、意外にも仕事スペースをいつでも確保することができた。
4人席を独り占めなども可能であり、ノートPCでの作業は快適だった。
サラリーマンや派遣の方でもテレワークが可能であれば、一度会社と相談して「クルーズ旅行中に仕事」を検討してみてもよいのではと思う。
(ただし、MSCベリッシマのネット環境については「要注意」であり、これについては連載の中で書く)
ちなみにこのようにクルーズ旅行中で仕事をする際は、「寄港日」をあらかじめ連絡しておくことと、寄港地でのネット確保などを準備しておくことも、ひとつのテクニックといえる。
筆者は執筆書籍 「Windows 11完全ガイド」 も出版前の最終局面であったため(フィルムになって印刷を行う直前段階、筆者校正が終了して手が離れている状態だが、想定外の緊急事態&緊急対処はありうる)、筆者は編集担当さんに「確実に連絡が取れる日(=寄港日)」を連絡しておいた。
なお、今後の記事の予告になるが、前回のダイプリ旅行記では「ビュッフェやレストランの食事環境」「洋上で5G/4Gのの繋がり(MSCベリッシマでは違う...)」「上下船のスムーズさ」などについて解説したが、これらはMSCベリッシマの連載で掲載する。
また、「MSCベリッシマのプール&ジャグジー環境」「MSCベリッシマから飛び出ている場所があるウォータースライダー」「MSCベリッシマの最上階のアスレチック ヒマラヤンブリッジ」「本格的F1シミュレーターのガチレビュー(MSCといえば...)」などのアクティビティ、船内環境や室内環境、MSCベリッシマでの衛星インターネットサービス(有料)の使い心地、寄港地でのネット確保、ドリンクパッケージは必要かなど、クルーズ旅行の疑問解消やMSCベリッシマならではの楽しみ方なども記述する予定だ。