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 クルーズ旅行の通信事情は気になるものだが、果たしてどのようなものなのだろうか?

Surfaceと一緒にダイヤモンドプリンセスでクルーズ旅行 携帯回線5G/4Gは洋上でつながるの? ドコモPovo

 ダイヤモンドクルーズでの通信事情を語る前に、比較としてコスタクルーズの洋上での携帯回線のつながりについて触れておこう。

 筆者は以前、コスタクルーズにて今回のダイヤモンドプリンセスと似たような航路(横浜→大阪→(終日クルーズ)→済州島→鹿児島→(終日クルーズ)→晴海ふ頭)を経験している。洋上にいても携帯回線は約3分の1の時間はつながっているという感じで、すくなくとも「1日の間に全くつながらなくて困った」ということはなかった(ローミングオフ)。

Surfaceと一緒にダイヤモンドプリンセスでクルーズ旅行 携帯回線5G/4Gは洋上でつながるの? ドコモPovo

 上記マップは「コスタクルーズ」にて事前に示された航路だ(現在上記航路のコスタクルーズは存在しない)。しかし、実際には大阪から済州島に向かう際には関門海峡を通る形の航路であった(予定されている航路が守られるとは限らない、という点がポイント)。

 このようにコスタクルーズの航路はそもそも陸に近い洋上であることが多く、対馬→済州島間ではつながらなかったものの、他の洋上では常時ではないもののまあまあつながるため、正直通信に困らなかった(下画像はコスタ+関門橋、ぎりぎり通過)。

Surfaceと一緒にダイヤモンドプリンセスでクルーズ旅行 携帯回線5G/4Gは洋上でつながるの? ドコモPovo

 さて、ではダイヤモンドプリンセスにおける「横浜→(終日クルーズ)→長崎→済州島→鹿児島→(終日クルーズ)→神戸」のクルーズはどうであったかというと、「2日目の終日クルーズ」は携帯回線がほぼつながらなかった。

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ARM Surface Pro 5Gはモデル名でもわかる通り5G通信に対応し、SIM/eSIMの双方とも利用できる。

ARM Surface Pro 9 5G

物理SIMを利用したい場合には、キックスタンドを開閉した内側にあるSIMスロットにSIMを差せばよい。

ARM Surface Pro 9 5G

ちなみにここを開けると「ストレージ(NVMe SSD)」も見えるが、このストレージにアクセスできるメリットはそのうち解説しよう。

ARM Surface Pro 9 5G

今回は手持ちのpovo 2.0を差してみた。APN設定を行えばもちろん通信が行える。ちなみにpovoのAPN設定は非常に簡単だ。

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