これには経緯があって、私が以前から
「Surface MVP(Microsoft認定のIT Pro)とはいえ、
毎年新しいSurfaceを買うわけにはいかないのだから、最新モデルを」
という要望が通った形だ。
自分で言っておいてなんだがMVPにとはいえ、いちいちSurface本体を提供していたらMicrosoftも経費負担が大変では・・・と危惧してしまった。
しかし、調べてみると、そもそも全世界でもSurface MVP認定は十数人しかいないらしい(ありがとう、Aaron-san)。

Surfaceが届いた当時、筆者は書籍執筆を3冊同時進行していた上に、ウェビナーやらコラムやらとかなり忙しく過ごしてきた。
そして、こんな時だからこそ『2台のSurfaceを実践投入して比較する絶好のチャンス』である。



ということで、この連載では、実際に「Pro」と「Laptop」の選択に迷ったら、どちらを購入するすべきかを語っていきたい。
ちなみに結論から述べれば、 総合的なバランスであれば「Surface Pro」を推したい。 これは中長期的なPC活用の意味も含めてだ。
ただし、筆者が購入するのであれば、「Surface Laptop」を選択する(とは言ったものの、この話にはオチがある)。

蛇足だが、巷にあふれる一般的なPCレビューのほとんどは作業化しており、PCを1~2週間だけ借りて、スペックを述べて、簡単にベンチマークをして、ちょっとした使用感を述べて終了というのがパターンだ。
しかし、筆者の場合は ガチで忙しい三か月間に「Surface Pro」と「Surface Laptop」の双方を実践投入し、様々な仕事で活用してきたうえで結論である。
これらの結論に至ったプロセスについては、次回以降で詳しく解説する。