<MSCベリッシマの本格的F1シミュレーター
1分の1スケール マシンごと動く エンジン音 シフトショック>
の動画はコチラ

MSC Cruiseのクルーズ船であるMSCベリッシマのF1シミュレーターは、アリゾナアクアパークというウォータースライダーやひっくり返るバケツで水を浴びるプール、アスレチック施設の下に存在する。

ビュッフェの直上でもある。通り道ではないものの、各所に向かう際はF1シミュレーターの様子を覗くようにしていた。まずは人の走りを見させていただき、コースや注意点などを学びたかったからだ。

...が、筆者が通ったタイミングでは、1日目も2日目も誰もF1シミュレーターに乗っていなかった。

そして、3日目の朝である。MSCベリッシマのクルーズアプリを見ると「プロモーション」の文字が(以下、アプリのプロモ画面)。

5分で12ドルのF1シミュレーターが、この日は「一つ無料」になり10分12ドルになるのだ。
時は来た!(橋本)

クルーズ旅行では意外と重要になる海外通信の話もしたいところだが、ここら辺は別記事にしてF1シミュレーターの話に戻ろう。
F1シミュレーターまで足を運ぶと、プロモーションのおかげか、ようやく実走している方がいた。
ありがたい・・・ガラスに張り付いてその方の走りを観察した。

☆まずは外から人の走りを観察。F1シミュレーターは映像や音だけではなく、マシンごと前後左右に動くので見ているだけでも楽しい。
その方は非常にゆっくり(時速70~80Kmぐらい、ストレートでも100Km出さない...)で走行していたため速度感が全く掴めない。またなぜか左フロントから煙を出しながらメインストレートを走っていたのも解せない。
でもコースを覚えるのには役立つ。
ストレート全開からちょい左→右→左...飛び込みはザルツブルクリンクの第一セクター。ダウンヒルから右のヘアピン...ドニントンパークのメルボルンヘアピン。最終にピットウォールが視界を遮るブラインドコーナー...ハンガロリンクなどとコースをイメージした。
そして、いよいよ、筆者の出番である。
(つづく)


