Windows 11の共有フォルダー設定では、ユーザーアカウントのアクセス設定を行うことが可能です。
以下では、各ユーザーアカウントに対してアクセス制御を行う設定を紹介しますが、この設定を行うには、あらかじめ「ホスト(共有する)側」でユーザーアカウントを作成しておく必要があり、またユーザーアカウントには必ずパスワードが必要です。
○設定手順

☆「~のアクセス許可」ダイアログで、「Everyone」にカーソルを合わせ「削除」ボタンをクリックします(すべてのユーザーアカウントに対して一度アクセスを禁止設定にします)。
Windows 11の任意ファイル(フォルダー)を、他のPCからネットワーク経由でアクセス可能にしたい場合には、「共有フォルダー設定」を行います。
「共有フォルダー設定」を行えば、Windowsシリーズの全てでファイル共有を行うことも可能です。
また、共有フォルダーを「読み取りのみ」にするか、「読み書きOK」にするかは、「Everyone」ユーザーアカウントに対して設定を行います。
○基本設定手順
☆共有したいフォルダーを右クリックしてショートカットメニューから「プロパティ」を選択します。
Windows 11ではユーザーアカウント作成の際にしつこくMicrosoftアカウントへの誘導が行われますが、この誘導を華麗に回避して「ローカルアカウント」を作成するには以下の手順に従います。
複数のユーザーでデスクトップを使い分けたい場合などは、ユーザーアカウントを任意に作成しておくと便利です。
○作成手順
☆スタート画面から「設定」を選択します。「設定」の「アカウント」-「家族とその他のユーザー」内、「他のユーザー」欄にある「アカウントの追加」をクリックします。