クルーズ旅行のドリンクパッケージ(飲み放題)は必要? 答えは〇〇〇! MSCベリッシマでSurfaceと一緒にクルーズ旅行


クルーズ旅行のドリンクパッケージはどうする? 答えは簡単! MSCベリッシマでSurfaceと一緒にクルーズ旅行

慣れないクルーズ旅行となると、いろいろと不安や悩みがあるものだが、予約時や乗船時に悩むのが「飲み物」問題であり、ドリンクパッケージをどうするかである。
MSCベリッシマでは、レストランでの食事においてタップウォーターさえ存在せず、水を飲むことさえ有料になる(手持ちの飲み物を持ち込むのも禁止、あるいは持ち込みに対して課金される)。

ちなみに、飲み物が常に手元にないと耐えられない筆者だが、クルーズ旅行において一度もドリンクパッケージを購入したことはない。

結論「ドリンクパッケージは必要ない」からである。

この点を詳しく説明していこう。

クルーズ旅行のドリンクパッケージはどうする? 答えは簡単! MSCベリッシマでSurfaceと一緒にクルーズ旅行

MSCベリッシマにおいて、
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・1日当たり32ドル(約4800円)
ソーダ類・エナジードリンク・フレーバーウォーターが飲める「アルコールフリーパッケージ(アルコールなし)」

・1日当たり55ドル(約8250円)
ビールやワインが飲める「イージーパッケージ」

・1日当たり70ドル(約10500円)
生ビール・ボトルビール・リキュールなどが飲める「イージープラスパッケージ」
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などのバリエーションが存在する。

クルーズ旅行のドリンクパッケージはどうする? 答えは簡単! MSCベリッシマでSurfaceと一緒にクルーズ旅行

ここでは「コーラ1缶」を例にとって考えてみよう。
著者は350mlのコーラを安い時で1缶60円、高い時でも1缶75円以下で箱買いしている。一般的な価格は130円程度であり、スーパーなどで安く買えば総じて100円前後である(すべて税込み)。

一方、MSCベリッシマではコーラ1缶は3.5ドル(約525円)であり、レストランなどで実際に注文した場合には「サービス料15%」が加算される(約600円)。

つまりざっくりと「船上で単体注文と陸上での価格」を比較すると5倍前後の価格、箱買いディスカウントと比較すると8倍前後の価格であることがわかる。

クルーズ旅行のドリンクパッケージはどうする? 答えは簡単! MSCベリッシマでSurfaceと一緒にクルーズ旅行
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☆ちなみに3.5ドルのコーラとは、普通の缶コーラ350mlのことである。なお、MSCベリッシマのレストランにはタップウォーターさえない(何かを飲みたければ有料)である。

話を元に戻すと、最低限のドリンクパッケージは32ドル(約4800円)であるため、【少なくとも8杯以上飲まないと割が合わない】ことになる。

また、
【同じ客室に宿泊されるすべてのお客様が購入する必要があります】
という点もミソだ。

つまり、自分はドリンクパッケージをお得にできる量を飲めたとしても、一緒に乗船するパートナーがその数に満たないないのであれば、やはり損なのである。

また、クルーズ船においては朝食時間にはフルーツ系のドリンクが無料で飲める(筆者は朝食時ルームサービスで3杯部屋に持ってきてもらった、最初の写真)。お湯と水はいつでも飲めることも踏まえる必要がある。


クルーズ旅行のドリンクパッケージはどうする? 答えは簡単! MSCベリッシマでSurfaceと一緒にクルーズ旅行
☆朝食時間のみ設置されるドリンクバー。

各港で下船して各地を楽しむ時間は、当たり前だがドリンクパッケージは活きない。そしてクルーズの乗船日や下船日は下手すると半日も船に乗っていない。
通常のドリンクパッケージは「全日」購入しなければならないため、この点を考慮すると元を取るのはかなり難しいことがわかる。

クルーズ旅行のドリンクパッケージはどうする? 答えは簡単! MSCベリッシマでSurfaceと一緒にクルーズ旅行


ドリンクパッケージは、パッケージごとに「飲み物の選択に制限がある」ことも忘れてはいけない。

たまにビールを飲みたい、のどが乾いたらジュースを飲みたい程度であれば、一見高く見えても

『自分が必要と思うときに、船上で自分が飲みたいドリンクを買う』

ほうが安く、自由度も高いのだ。


クルーズ旅行のドリンクパッケージはどうする? 答えは簡単! MSCベリッシマでSurfaceと一緒にクルーズ旅行
☆MSCベリッシマのアリゾナアクアパークの下にあるバー。


なお、支払いが面倒に思うかもしれないが、クルーズカードに紐づけられたクレジットカードで支払うため、注文時にはクルーズカードのバーコードを読んでもらえばよいという支払いになるため、面倒ということはない。

もちろん、最終判断はクルーズ旅行における「飲み方」「楽しみ方」になることは言うまでもないが、もし「購入するかどうか悩む」のであれば、ドリンクパッケージは不要といえるだろう。
クルーズ旅行のドリンクパッケージはどうする? 答えは簡単! MSCベリッシマでSurfaceと一緒にクルーズ旅行
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また、「クルーズ旅行に自分で購入した飲み物の持ち込みはできるのか?」
も重要になるので、この点は前回の

「クルーズ旅行に自分で買った飲み物の持ち込みはOK?
 Surfaceと一緒にクルーズ旅行」

で記述しているので確認するとよい。

クルーズ旅行のドリンクパッケージはどうする? 答えは簡単! MSCベリッシマでSurfaceと一緒にクルーズ旅行
☆フルーツ系はビュッフェが開いている限り食べ放題だ。炭酸系飲料もビールも飲む筆者だが、食事を楽しむことを考えると、おなかの容量的に炭酸系は結果的に控えることになる。