Surface Proの長期レビュー、ARM機の特徴や使いこなし、5G SIMやAPNの設定、テザリング(モバイルホットスポット)、タブレットテクニック、Surfaceの歴史などの記事の一覧は
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かつてWindowsには「32ビット版」と「64ビット版」が存在したが、Windows 11では「64ビット版」のみになった。
ちなみにARM Surface Pro 9 5GもARM64であり「64ビット版Windows 11」である。
さて、ARMで動くWindows 11といえば、当然中身はIntel/AMD対応の通常のWindows 11とは構造は違うのだが、Windows 11の中で仮想マシンのWindows 11が動き、アプリテストなどを簡単に実行できる「Windowsサンドボックス」はARMでも利用できるのだろうか?
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SurfaceシリーズやSurface Proのタイプカバーに搭載されているタッチパッドは「高性能タッチパッド」であり、タッチパッドだけで様々な操作が可能だ。
例えば、3本指タップで「検索」を開くことができ、3本指上スワイプでタスクビュー、3本指下スワイプでデスクトップの表示、3本指左右スワイプ「アプリの切り替え」、4本指タップで「通知センター」を開くことができる。
歴代のタブレットタイプのSurface をすべて触ってきているので、まずは簡単に「Surfaceの歴史」について語ろう。
スレートPC(当時はスレートという言葉が使われていたが、いわゆる「タブレット」、なおシステム情報上のフォームファクターの表記は「スレート」である)として最初に登場したSurfaceは、実はARMアーキテクチャの「Surface RT」である。
一般的に初代とされる「Surface Pro(Intel CPU搭載)」とより早く登場したSurfaceであり、初代Surface Proと同じ筐体である。
以下の写真は、11年前登場した最初のSurfaceである「Surface RT」だ。
当時直輸入したモデルである(ちなみに日本での発売はProより遅かった)。
通常のWindowsノートPCはIntelかAMDのCPUを搭載するが、
Surface Pro 9 5Gに搭載されるCPUは「ARM」である。
ちなみに、いままでのARMモデルは「Pro X」などネーミングを分けていたが、今後登場するSurfaceはIntelモデルとARMモデルで同じ名前になることが予想できる。
逆から言えば、ARMであることを意識せずに使えるようになったとも言えるのだ(この辺は今後の連載で)。
この「ARMを搭載している」ことを示すいくつかの画面をピックアップして紹介しよう。
まずは基本中の基本、[ウィンドウズキー]→「X」→「Y」で「バージョン情報(システム)」の表示。
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ARM Surface Pro 5Gの
プロセッサは「Microsoft SQ3」と表示され、またシステムの種類が「ARMベースプロセッサ」であることがわかる。
「デバイスマネージャー」でARM Surface Pro 5Gを確認。
ARMベースであること、ストレージが「KIOXIA」、GPUがクアルコムの「Adreno(アドレノ)」、プロセッサが8コアであることなどがわかる。
Surfaceの連載最新記事は
●Win11jp(https://win11.jp/)
●Surface.jp(https://surface.jp.net/)
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ARM Surface Pro 5Gはモデル名でもわかる通り5G通信に対応し、SIM/eSIMの双方とも利用できる。
物理SIMを利用したい場合には、キックスタンドを開閉した内側にあるSIMスロットにSIMを差せばよい。
ちなみにここを開けると「ストレージ(NVMe SSD)」も見えるが、このストレージにアクセスできるメリットはそのうち解説しよう。
今回は手持ちのpovo 2.0を差してみた。APN設定を行えばもちろん通信が行える。ちなみにpovoのAPN設定は非常に簡単だ。
Surface Proにおけるタイプカバーはかなり進化している。
キックスタンドを持つSurface Proのキーボードは薄型ではあるものの、初代モデルはキーボードに角度をつけることはできなかった。
画面は初代~中期~現在のタイプカバーの比較だ。
なお、初代は手持ちの関係上「タイプカバー(キーストロークがあるカバー)ではなく、「タッチカバー(キーストロークなしモデル)」だ。